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今の自分が嫌いなら変わるしかない

今の自分が嫌いなら変わるしかない
自分のことが好きな人もいれば、自分のことが嫌いな人もいるでしょう。私も10代の頃は自分のことが嫌いでした。

 

なぜ自分のことが嫌いだったのかといえば、人と比べて色々なものが劣っていると思っていたからです。自分の容姿も好きになれませんでしたし、人見知りで社交性のない性格も好きではありませんでした。

 

自分を嫌いなまま生き続けることはけっこう辛いものです。明るい未来なんて想像できませんし、新しく何かをはじめようとしても「私なんか」と思ってしまいがちです。

 

周りの友人を見ても自分に対して否定的な人よりも肯定的で自分のことを好きな人の方が幸せそうです。だから私は自分を好きになりたいと思いました。

 

自分を好きになるには変わるしかありませんでした。今回は変わることの大事さを書いていきたます。

 

【目次】

 

人は変わることができる

「人はそう簡単に変わることができない」という言葉をたまに見ることがあります。確かに「変わることができない」と思っている人は変わることができないでしょう。また自分で動こうとせず誰かが自分を変えてくれるのを待っている人も変わることはできません。

 

現実には童話や少女マンガに出てくるような手を差し伸べてくれる王子様はいません。だって多くの人が忙しくて楽して生きたいと思っているからです。カップラーメンや菓子パンが多く売れるのも料理をするという手間を省いて楽して美味しいものが食べたいという理由が多いですし、明るくて幸せそうな女の子が人気なのも簡単に楽しい時間が過ごせそうだから。

 

他人のために自分の時間やお金を使ってくれる人なんてそうそういません。他人のために動いているように見えても、理由を浮き彫りにしていけば結局は自分のためだったりします。だから他力本願で生きていては絶対に変われません。

 

逆に言えば、自分で「変わりたい」という意思を持ち、行動を起こしさえすれば変わることはそう難しいことではありません。

 

同じ行動を繰り返していては変化は起こらない

変わりたいならば何か変化を起こさなくてはいけません。「新しいこと」「いつもとは違うこと」それらを起こすことが変わることの第一歩です。

 

生きているとどうしても同じことを繰り返してしまいがちです。決まった道を歩き、決まったお店に通い、決まった友人と会う。そういった行動は安心感を与えてくれますし生活の癒やしにもなります。また今まで何度も繰り返してきたことなので失敗する可能性や嫌な気分を味わう可能性が低いのでストレスを感じにくいです。

 

でもそうやって同じことを繰り返していても変化は起こりません。だって決まったことを繰り返し行っているんですから。変わらない日々が続くだけです。

 

変わりたいのならば日々の生活に変化を起こさなくてはいけません。それがループのような変わらない日々から抜け出す方法です。

 

ついつい変わらない理由を探しがち

「よし、生活に変化を起こそう!」と意気込んでもついつい変わらない理由を探してしまう人もいます。「めんどくさい」とか「タイミングが悪い」とか。ここ最近だと外出自粛を理由にやろうと思っていたことを諦めてしまった人も多いのではないでしょうか。

 

人の脳は変化を嫌うものだといいます。変化はたとえそれがポジティブなものであっても慣れないことをするという点ではストレスになるからです。

 

しかし変わらないと周りから置いていかれてしまうこともあります。学生時代は容姿の雰囲気も似ていて交流関係も近いいわゆる同じレベルだった友人が社会人になってから垢抜けて社交的になったなんてケースありませんか。それは友人が変化を起こし続けて変わったのに対して、自分は変化を起こさずに現状維持をし続けた結果です。

 

そういう変化を起こし続けて変わった友人が間近にいると余計に自分のことが嫌いになったりします。「なぜあの子はあんなに恵まれているんだろう」「運がいいんだろう」と彼女の影の努力を見ようともしないで嫉妬するようにもなってしまいます。

 

自分を嫌いにならないためにも、人に置いていかれないためにも変わらない理由を探さないように気をつけてください。積極的に変わるメリットを探しましょう。

 

小さな変化を起こしつづければ大きな変化になる

変わるためにいきなり全身整形をしたりとか全財産を投資に突っ込むとか一発逆移転の大きな変化を起こす必要はありません。小さな変化を積み重ねていけばそれは大きな変化になります。

 

変わろうとした時とてつもなく大きな変化が必要だと思われがちですが意外とそうでもありません。

 

大きな変化はそれだけリスクが大きいです。いきなり全身整形をしたら体のどこかに悪い影響がでる可能性があるし、全財産を投資に突っ込んだら一文無しになる可能性があります。

 

だからいつもと違う道を歩いてみるとか、普段着ない色の服を1着買ってみるとか、そういう小さな変化を雪だるまを作るみたいにコツコツと連続して起こしていくのがベストです。

 

私自身も小さな変化を積み重ねてここまできました。髪の毛をいつもより長く切ってもらうとか、暗い色の服ばかり着ていたので白い服を買ってみるとか。それらの小さな変化を積み重ねた結果転職や一人暮らしといった大きな変化を起こすことを決断しました。

 

わたしは繊細さん

わたしは繊細さん

出典:わたしは繊細さん

 

「わたしは繊細さん」

HSPである主人公がカウンセラーさんとの出会いをきっかけに生きにくい日々から少しづつ開放されていく物語。小さな変化を積み重ねて、なりたい自分に変わっていく主人公の姿が好きです。上記の場面は、「眼鏡をかかてみる」「髪型を変えてみる」といった変化を起こしている場面です。

 

小さな変化でも好転反応が起こる場合がある

小さな変化を積み重ねていっても反動が起こる場合があります。けれどそれは好転反応である場合がほとんどです。好転反応とは「いい変化が起こる前に現れる悪い現象」のことです。

 

私の場合は、今まで仲のよかった友人と話が合わなくなったりとか、親が私の変化についていけなくてとまどってしまりとかありました。

 

さきほど紹介した「わたしは繊細さん」でも、主人公が変わっていく過程で「結婚の話が出ていた彼氏と別れる」「ずっと仲のよかった母親と疎遠になってしまう」といった場面があります。

 

わたしは繊細さん

出典:わたしは繊細さん

 

こういうことが起こると悲しくなりますが、自分が変わっていっている大きな証拠でもあります。もちろんここで変化を止めるという選択肢もあります。けれどここまできた多くの人はこのまま変わり続けることを選ぶと思います。

 

なぜならこの頃には自分の選択肢に自信がもてるようになっているからです。

 

私は間違っていない。このまま自分がしたいように生きる方が楽しいと思えるようになります。実際に「わたしは繊細さん」の主人公も彼氏と別れたことも母親を泣かせてしまったことも後悔していません。新たな人脈を作り、一人暮らしを謳歌しています。

 

変わることで自分を好きになれる

今回は変わることの大事さを書いていきましたが、今の自分が嫌いな人ほど小さな変化を積み重ねて変わっていってほしいと思います。私が自分を好きになれたように、変わっていくことで価値観が変わっていきます。

 

価値観が変われば見え方も変わるし、生き方も変わります。

 

なんでもない小さな変化を積み重ねることで人生はぐるっと大きく変わります。