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親友がほしい!他人と深い関係を築く方法

親友がほしい!他人と深い関係を築く方法

現代には様々なコミュニケーションツールがあります。電話、メール、LINE、Twitter、Instagramなどなど。すぐに他人と連絡がとれて、なかなか知り合いになれないような人たちとも触れ合えるのでこれらを駆使して人脈を広げている人も多いと思います。私自身もSNSを通して趣味であるゲーム友だちを見つけたりしています。

 

こんなにもコミュニケーションツールが発達して、1人の人と関わる回数をいくらでも増やすことができる現代ですが「親友」と呼べるような深い関係を築いている人って以外と少ないです。広く浅く、執着しないあっさりとした関係。私自身もそういう友だちの方が多いです。

 

親友と呼べるような深い関係ってやっぱり維持するのが大変ですし、深い関係になるまでがそれなりに大変だからです。それなら親友を1人作るよりも、あっさりとした関係の友だちを5人作った方がいいという意見にも納得です。

 

でももし、いやきっとどこかにいるであろう「親友がほしい」思う人のために今回は書いていきたいと思います。

 

【目次】

 

親友は希少

マンガやドラマを見てると絶対といっていいほど主人公に親友と呼べる存在がいますよね。学園物ならば幼馴染でクラスメートとか、お仕事物なら同期とか。なんでも話せて、どちらかが落ち込んでいる時には支え合って、自分の幸福を一緒に喜んでくれて、相手の幸福も一緒に喜べる。そういう姿を見るたびにやっぱり羨ましくなりますね。

 

友だちはいます。でも親友という関係になれている人は何人いるんだろうと考えたら片手でも足りるぐらいにぐっと狭まってしまいます。

 

親友は本来希少なものです。「ここからが親友」というはっきりとしたボーダーラインがないので人それぞれでしょうが1人もいないという人も珍しくはありません。

 

冒頭でも書きましたが親友のような深い関係を築くにはそれなりの労力が必要になります。それは恋人関係から夫婦関係になることと同じぐらい難しいことかもしれません。

 

でも大好きな人が同じぐらい自分を大好きになってくれたらやっぱり嬉しいです。認知欲求満たされて、自己肯定感もあがって、自分には生きる価値があるし、生まれてきてよかったー!って思えます。

 

他人と深い関係を築く方法

親友になりたい人をピックアップする

まずは親友になりたいと思う人を数人ピックアップしましょう。ピックアップするなんてなんかひどいなとか偉そうと思うかもしれませんが世界中の人と仲良くなる時間を人は持っていません。

 

そして深い関係を築くためには1人の人と深いコミュニケーションをとる必要があります。それは片手間にできるものではありませんし、短期間でできることでもありません。なのでピックアップして、標的を決めるのです。

 

しかしこの時1人に絞らない方がいいです。1人に絞ってしまうと執着しすぎて依存して、相手から重い存在だと思われてしまいます。また3人ぐらい標的を作っておくと、万が一1人がダメになってもダメージが少ないです。これはよく恋愛で言われることですが友人関係でも言えることです。

 

心の余裕は人を魅力的に見せます。

 

自分から心を開く

親友になりたい人をピックアップしたら、まずは自分から心を開きましょう。なぜ自分から行動するのかといえば、必ずしも相手が自分と同じ気持ちだとは限らないからです。あなたが親友になりたいとピックアップしても、相手はあなたに興味なんてない可能性は十分にあります。だから自分から動かなくてはいけないんです。

 

心を開くとはどういうことか。代表的なのは「自分の欠点をさらけ出す」ということです。

 

欠点を他人には知らせたくない人は多いです。バカにされるかもしれないし、悪い部分があると嫌われてしまうかもしれないと思うからです。

 

私も仲良くない人に欠点はさらけ出さないです。すでに仲のいい人やもっと仲良くなりたい人には自分のダメなところもあえて伝えます。「この前改札でひっかかった」とか「毎日夜遅くまでゲームしてる」とか。そうすると嫌われるどころか、信頼を得られるようになります。「こんなことまで話してくれるなんて信用してくれてるんだな」と相手が思うからです。

 

心理学では「好意の返報性」という言葉があります。「人は好意を受け取ると受け取った分返したくなる心理」のことを言います。この好意の返報性が働くことによって、「こんなことまで話してくれるなんて信用してくれてるんだな」という気持ちに相手をさせるのです。

 

たださらけ出す欠点は軽めのものがいいです。まだ知り合って間もないのに「借金がある」とか言われたら「お金をせびられる?」と恐怖を煽ってしまう場合があります。

 

また欠点をさらけ出す以外にはプライベートな話をするのもいいです。大事なのは質問するのではなくまずは自分がプライベートな話をする、ということです。

 

仲良くなりたい人ってとても魅力的ですからいろいろなことを知りたいと思ってついプライベートな質問をしてしまうことってあります。でもまだそこまで仲良くない人からプライベートな質問をされまくったら怖いです。自分に興味をもってくれるのは嬉しいけどちょっと引いちゃいます。

 

どこに住んでいるか知りたいならまずは自分の住んでいる場所を伝える、恋人がいるかどうかを知りたいならまずは自分の恋人について話すなどなど自分から話してくれたら肩の力が抜けて警戒心も薄れます。

 

好意をまっすぐに伝える

親友になりたい人には好意もまっすぐに伝えましょう。会いたいなら「会いたい」、一緒にいた時間が楽しかったら「楽しかった」と直接でもいいしちょっとハードルをさげてLINEとかでもいいので伝えましょう。

 

人には認知欲求というものがあります。それは「周りに認められたい」「すごいと思われたい」「自分は価値があると信じたい」という欲求です。認知欲求あるから人は人気者になりたいと思うし、Twitterでバズりたいと思うのです。

 

SNSが発達したことにより現代では他人との比較がしやすくなりました。どれだけ充実した日々を送っているか、どれだけ人脈があるかが同じSNSをしていれば丸わかりだからです。そのせいで自己肯定感が低く自分に自身のない人が増えたと言われています。

 

実際に私もSNSを通して他人と自分を比較して勝手に優劣をつけて勝手に落ち込む日々がありました。「あなたには価値がある」と言ってくれる存在に飢えていました。

 

認知欲求を満たすのはあなたに興味がありますと伝えてくれる存在やあなたのことが好きですと伝えてくれる存在です。そういう存在にまずはなって、相手の認知欲求を満たしてあげます。そうすればかけがえのない存在になれます。

 

好意を伝える時に下手にでる必要はないです。「尊敬しています」という印象が強くなるとただのファンになってしまうからです。対等でないと親友ではなくなってしまいます。

 

相手を否定しない

友だちといえど「ここは直してほしいな」というところや「そういうところはダメだな」と思う箇所があると思います。親友ってそういうことも言い合えるイメージがありますが、親友になる前にそういうことを相手に伝えるのはよくないです。

 

誰でも自分の行動や性格を否定されるのは辛いです。私個人としてはそれが実の両親からでも嫌です。それぐらい相手を批判する行為や諭す行為は危険なんです。

 

できることならそういう部分を含めて相手を受け入れてほしいです。誰にだっていい部分もあれば悪い部分もあるからです。自分が完璧ではないように相手も完璧ではありません。なので自分の思い描く完璧な人格を相手に押し付けてはいけません。

 

ただどうしても許せない部分や直してほしい部分はあると思います。それは親友になってから伝えてあげてください。

 

かけがえのない存在からの言葉なら親身に聞いてくれる可能性があります。だって自分を無条件に認めてくれたかけがえのない存在から嫌われることは、相手も辛いからです。

 

深い関係は受け身では作れない

親友がほしいと思った時、「誰か親友になってくれないかな」と他人任せのままだといつまでも親友はできません。それが本当にほしいのならばどんなことでも自分から動かなくちゃいけないんです。

 

メンタリストであるDaiGoさんの著作である「人間関係をリセットして自由になる心理学」という本の中で「人間関係でラクしようとすると、相手に振り回される」という章があります。この章では受け身のまま選ばれるのを待っている人は一見負担が少ないように見えるけれど、結局は他人に振り回されてしんどい思いをすると書かれています。

 

自分で動かず受け身のまま、誰かがショーウィンドウを覗くように自分を選んでくれるのを待つって本当にラクなんでしょうか。すぐに選ばれるとは限りません。選ばれたとしても選んでくれた人が善良な人とも限りません。受け身のまま選ばれるのを待つなんてとてもリスクが高いと私は思います。

 

ならば仲良くなりたい人を自分で選んで行動した方が労力は必要だけど絶対に幸せになれます。

 

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