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コミュ力は最も大事な武器

コミュ力は最も大事な武器

体力、学力、忍耐力、財力、人にはたくさんの力があります。それはどれも大切で、生きていくにはそれなりに必要なものばかり。その中でも個人的にも最も大事だと思うのはコミュニケーション能力。

 

コミュ力は最も大事な武器なんです。

 

【目次】

 

なぜコミュ力は大事なのか?

なぜコミュ力は最も大事な武器なのか。それは人生を豊かにするために必要だからです。

 

コミュ力があると年収があがりやすい

コミュ力とお金の関係は深いです。様々な調査でコミュ力がある人はない人よりも年収が2倍近く違うという結果がでています。

 

実際にコミュ力がある人って出世しやすいです。仕事の処理能力が同じ2人でもコミュ力がある方が周りからの評判もよく、なおかつ周りのフォローが手厚かったりして生産性が高いからです。

 

就活や転職の面談時もコミュ力を重視する会社は多いです。有名な大学に在籍しているのに、確かな資格をもっているのに、面接で相手の目が見れなかったりハキハキしゃべれなかったりして何度も落ちてしまった人はいます。

 

もちろん中にはコミュ力を必要としない職種もあります。小説家などの芸術職、エンジニアなどの技術職があてはまります。こういった職業は一人でコツコツ行う作業が多いためコミュ力に自信がない人におすすめだとよく言われています。

 

しかし全く不必要かと言われれば違います。小説家にも編集者との打ち合わせやインタビューなどのコミュ力が必要な場がありますし、エンジニアだって指示を受ける場面や作業内容を質問しなくてはいけない場面もあります。

 

同じくエンジニアの私から見ても「技術力特化のエンジニア」よりも「多少なりともコミュ力があるエンジニア」の方が重宝されているように思えます。

 

 幸せな結婚にはコミュ力が必要

結婚にもコミュ力が必要だと言われています。社会人になり20代もそれなりに謳歌し始めると結婚をし始める人達がちらほらと周りに出始めます。

 

結婚をする人はだいたいコミュ力がある人たちです。友人を作るのにも、恋人を作るのにもコミュニケーションは欠かせません。だから当然といえば当然なのですが結婚するためにはコミュ力が必要になります。

 

結婚してからもコミュ力は必要です。家族だからといってコミュニケーションをとらないわけにはいけません。むしろ友人よりも恋人よりも長い時間を共にするのだからこそ必要になってきます。

 

たまに家族だからと無礼になってしまう人がいます。何を言っても構わない、行動に遠慮なんてしない。そういう人は家族とコミュニケーションをとっていません。だからだんだんと家族関係がギスギスしてしまうのです。

 

コミュ力がある人はきちんと話し合うことができるし、相手に居心地の良い空間を提供することができます。だからこそいつまでも仲良くいられる。

 

私の周りでも幸せな結婚生活をおくれている人たちはコミュ力が高い人達が多いです。

 

人脈があると助けてもらえる

コミュ力がある人は人脈があります。人によって違いますが浅く広く人脈をもっている人もいれば、狭く深い人脈をもっている人もいます。これはどちらがいいとかはありません。仲がいい人達がいるということがとても大事なことなのです。

 

私の会社にパワハラとセクハラを繰り返す上司がいました。みんなの前で部下を怒鳴りつけたり、飲みの席では女性に対して失礼なことを言う。よくいる自分の立場にあぐらをかいた結果コミュ力がなくなってしまった人です。

 

ある日、その上司はとある部下と揉めました。その部下というのがコミュ力がある人でたくさんの人から好かれている人でした。結果、たくさんの人がその部下に味方し、上司は上に告発されて牙を抜かれたように大人しくなりました。

 

コミュ力が最も大事な武器になった瞬間でした。

 

人間関係の悩みが減る

これは個人的な体験談ですがコミュ力があがって人間関係の悩みが減りました。

 

私はもともとコミュ力がない人間でした。人と目を合わせるのが苦手で、会話を盛り上げる自信もなかったので人と話すことが苦手でした。そのせいかいつも人間関係で悩んでいました。

 

  • どうやったら人に好かれるのだろうか
  • どうやったら憧れの彼女のようになれるのか

 

私はコミュ力に関する本をたくさん読み、たくさん行動し、人と接する機会を増やしました。そうやってコミュ力を以前よりもあげた時、人間関係の悩みがほとんどなくなっていることに気がつきました。

 

人の目を気にしなくなりましたし、他人と自分を比べることもしなくなりました。今はそれなりに自信もつき、様々な友人に囲まれています。こんな私を「キラキラしている」「憧れている」と言ってくれる人もいます。

 

だから私はコミュ力があると人間関係の悩みが減ると思っています。

 

コミュ力とはなにか?

コミュ力と一言でいっても難しいですよね。人前でワァーと話せる人がコミュ力あるわけじゃないですし、目立つからといってコミュ力があるわけでもない。また友人が少ないからといってコミュ力がない、というわけでもありません。

 

私が思うにコミュ力とは下記の3つの能力の総合なのではないかと思います。

 

  • 人を不快にさせない能力
  • 人に好かれる能力
  • 人と仲を深める能力

 

 人を不快にさせない能力

学校とか会社とか電車とかあらゆるところで人を不快にさせる人っています。匂いがきついとか、行動が不審とか、もっと単純に不潔だったり。下記のような心情を抱かせる人たちが当てはまります。

 

  • 側に行きたくない
  • 必要最低限の会話もしたくない
  • 知り合いだと思われたくない
  • 嫌われているのでは

 

そう思わせる人は「人を不快にさせない能力」が低い人です。

 

「不快に思うこと」って人によって全然違うので判断は難しいですが多くの人とコミュニケーションをとっていけばおのずと「ダメな領域」が感覚でわかってきます。

 

 人に好かれる能力

「なんかあの人いいな」と思わせる人はたいがいコミュ力が高いです。自分が他人からどう見られているのかを冷静に判断することができるし、他人を前にしても動じない自信があります。

 

コミュ力がない人は他人を前にするとたくさんのことを考えてしまいます。

 

  • 失礼なことをしたらどうしよう
  • 嫌われたらどうしよう
  • 何を話したらいいんだろう
  • 退屈させていたらどうしよう

 

こういった考えがあるとどうしても会話のテンポがおかしくなりますし言葉選びもおかしくなります。あげくのはてには話すことが怖くなってしまったりします。

 

そういった不自然さや自分のことしか考えていない様子が「なんだかなー」と思われてしまうのです。

 

人と仲を深める能力

さきほども友人が少ないからといってコミュ力がないというわけではないと書きましたが本当に友人が多いからといってコミュ力があるとは言えません。

 

人が深い関係を築ける人数はそう多くはありません。どんな人でも5人が限度と言われています。友人は少ないけれど一人ひとりと深い関係を築けている人もいれば、友人は多いけれど表面的な付き合いしかしていない人もいます。

 

人と深い関係になるには何度もコミュニケーションを重ねて信頼しあわないとなれません。だからこそ人と仲を深めることができる人はコミュ力が高いのです。

 

コミュ力は実践を積み重ねないと得られない

世の中にはコミュニケーションに関する本がたくさん存在します。「嫌われる勇気」や「話し方が9割」など本屋さんでもAmazonでもコミュニケーションに関する本はずらりと並んでいます。

 

私もコミュニケーションに関する本をいくつか読みました。どれもこれも私にいい影響を与えてくれました。しかし本を読んだからといって私のコミュ力が一気にあがったかといえば違います。

 

本で読んだ「こういう場面ではこうした方がいい」という内容も「話をきくときはこう」といったアドバイスもいざ本番になるとまるで頭に浮かんできません。それは自分のものになっていないからです。

 

コミュ力は実践を積み重ねないとえられません。しかもしばらく使わないとすぐに衰えてしまいます。

 

だから私は本を読むだけでなく、行動をして、積極的に人に会うようにしました。たくさんの人と会ってコミュニケーションを重ねていく。すると少しずつコミュ力があがっていくのを実感しましたし、「あの本に書いてあったことはこういう意味だったんだ」とより深く本の内容も理解できるようになりました。

 

コミュ力をあげる方法

「コミュ力とは?」でだいたいのことを書きましたがより掘り下げる意味で「コミュ力をあげる方法」を書いていきます。

 

1.見た目を整える

まずは「見た目を整える」です。これは「人を不快にさせない能力」に大きく関わります。

 

コミュ力は内面に関わる問題だから見た目は関係ないなんて話も聞きますが私は見た目も十分重要だと思います。なぜなら人は見た目で人を判断するからです。

 

おしゃれでなくても構いませんし、ブランド品をもっていないくてもいい。太っていてもいいし、髪を明るく染める必要もアクセサリーをつける必要もありません。ただ不潔でなければ大丈夫です。

 

見た目が整えば人を不快にさせることはぐっと減ります。自分の行動を正すよりもずっと簡単で効果が大きいです。

 

「形から入る」という言葉がありますが私はそれはとても大切なことだと思っています。見た目が内面を作ることもあるからです。

 

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出典:せんせいのお人形(1)

 

せんせいのお人形:育児放棄された少女がお嬢様学校の教師を務める親戚と共に過ごすことで社会性を培っていく物語。

 

2.積極的に人と関わる

先程も書きましたがコミュ力は実践の積み重ねでしか得られません。だから積極的に人と関わることがコミュ力をあげることには必要です。

 

またなるべく昔からの心許せる友人とばかりあっていないで初対面の人と会う機会を設けてみてください。初対面から仲良くなる、この流れを何度も経験することに意味があります。

 

具体的な方法は下記の通りです。

 

  • レジ打ちの人と目を合わせる
  • 学校や会社で挨拶をする
  • 習い事をはじめる
  • 趣味のサークルや集まりに参加する

 

人と関わるのが苦手という人は上2つから始めることをおすすめします。こんな簡単なことでも積み重ねていき、無意識にできるようになれば確実にコミュ力があがって人から好かれるようになります。

 

人と関わることになれてきて時間に余裕がある人は下から2つがおすすめです。何かを新しくはじめるときは必ず新しい出会いがあります。その出会いは必ずコミュ力の糧になります。

 

私はよく趣味のサークルや集まりに参加します。散歩、映画、読書、ゲーム、グルメ、話すだけでなくなるべく何かを一緒にする集まりがおすすめです。何かを一緒にしていると会話に困る場面が少ないからです。

 

最近ではオンライン開催のものもありますし自分にあったものを見つけて参加してみてください。

 

3.本を読む

ビジネス書も学べることは多いですが、コミュ力をあげたい人は人の心情が描かれた作品を読むべきです。映画やドラマでもいいですが小説やマンガの方がより詳細に描かれていることが多いのでできれば「本」に触れていただきたいです。

 

なぜ本を読むとコミュ力があがるのか。よくあがる議題ですが私も不思議に思っていました。学生時代、教室でよく本を読んでいた子って1人や2人いましたがたいがい人見知りでコミュ力が高いとは言えなかったからです。

 

でも大人になってからは本を読んでいる人と読んでない人の差が明確にわかるようになってきました。話しているだけでわかるんです。

 

本を読んでいる人ってとても寛容的で懐が深く、相手を配慮する能力が高いです。

 

とても優しくて穏やかだからこそ一緒にいると居心地がいい。視野が広くていろんなことを知っているからこそ話していて楽しい。本当に最強です。

 

そういう人たちを何人も見てきたからこそ本を読むことはコミュ力をあげることにつながると私は思っています。

 

本を読むことは自分の意志さえちゃんとあれば意外と簡単なことです。無料で貸し出してる図書館もあるし、Amazonプライム会員ならばAmazon Prime Readingといったサービスもあります。いきなり買わなくてもまずは無料で読めるものから試してみるといいです。

 

個人的に人の心情が題材になったおすすめ本も載せておきます。

 

小説

わたしの美しい庭:表紙の美しさに惹かれて買った小説。同じマンションに住む人々のあらゆる悩みに焦点あてた物語。全体的にポジティブで明るい。

 

大事なことほど小声でささやく:2m超えのムキムキマッチョなオネエと彼の言葉に心を救われた人たちのお話。笑える場面も多く、キャラが個性的で読んでいて楽しいです。

 

マンガ

ここは今から倫理です。:高校で倫理を教える教師とその生徒の話。説教ではなく諭すように寄り添うように生徒たちに知識を与える先生が素敵です。まるで自分も教えてもらっているような感覚になる。

 

違国日記:交通事故で両親をなくした少女が小説家でコミュ障の叔母と生活していくお話。子供の視点、大人の視点の両方が楽しめます。コミュ障だけど自分をしっかり持っている叔母の言葉が響く。

 

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