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元気がない時は思いっきり自分を労る

元気がない時は思いっきり自分を労る

先々週、先週と全く元気がありませんでした。「働きたくない」「ずっと遊んでたい」と駄々をこねていました。元気がないなりに元の状態に戻ろうと色々と試してみましたが、結局は無理をしないで自分を労るのが一番だと気づきました。元気がない時は無理せず休む。その大切さを書いていきたいと思います。

 

【目次】

 

元気がない時は無理をしない

ものすごく久しぶりに元気がない日々が続きました。期間はちょうど2週間ほどでした。けっこうしんどくて、たった2週間なのにもっと長く感じられました。

 

「あれ?なんか変だな」と思ったきっかけは、「文章が全く頭に入ってこない」ことに気づいたときでした。私は本を読むのが好きで、マンガも小説も読む方なのですがマンガでさえも文章を目で追うことはできても内容を理解できない状態でした。

 

あと集中力が続かない。仕事ももちろんそうですが、さきほどあげた読書も10分ぐらいで断念してしまうほど集中力が続きませんでした。

 

食欲はありました。睡眠もとれていたと自分では思っています。ただ朝起きた時から体が重く、憂鬱な気分が続いていました。

 

  • 何もやる気が起きない
  • いつもできていたことができない
  • 集中力が続かない

 

これらの症状から、体は元気だったけど心が疲労していたのかなと思います。

 

原因はストレスです。もともと精神的に強い方ではないのですが、仕事で一気にストレスがかっかったのでそれにより気持ちが落ちてしまったようでした。

 

無理をする性格ではないのではやめに自覚できたため2週間ほどでその暗黒時代を抜け出せました。無理をする前に逃げる。他の人からすると忍耐力がないとも言われそうですが、これは私の長所の一つだと思っています。

 

元気がない時は欲望のままに過ごす

元気がない時は欲望のままに過ごすのが吉です。「とりあえず寝たい」と思うのでしたら思いっきり寝た方がいいです。「満足するまでゲームをしたい」と思うのであればゲームをしましょう。

 

それこそが今の自分が求めているもので、元気の源になるものです。

 

因みに私はこの2週間ひたすらyoutubeで推しのアイドル動画を見ていました。wifiの容量は大変なことになりましたが、どんなときも笑顔を絶やさず頑張る彼らの姿は私に元気をくれました。

 

こういう時間を無駄だという人もいるでしょう。時間には限りがあるのだから立ち止まっていてはもったいないし、そんなことをするよりもやるべきことがあると。

 

でも無駄な時間こそが人生を充実させるのではないかとも私は思います。それにどういう時間を有意義だと思い、どういう時間を無駄だと思うかは人それぞれなので自分にとって有意義なのであればなにも問題はありません。間違いなくその時間は必要な時間でした。

 

だから元気がない時は欲望のままに自分がやりたいことをやりましょう。それが元気がないときにやるべき最善のことです。

 

元気がなくなる前に予防する方法

元気がない時は誰にでもやってきます。一年中ハイテンションな人も一年中幸せな人もいません。「いつも元気だな」「いつも幸せそうだな」と思わせる人は自分がそうやって見えるように努力している人がほとんどです。

 

HPが完全にゼロになってしまうとどうしても回復するのにそれなりの時間がかかります。私は今回2週間かかりましたがもっともっと長い期間がかかる人もいます。

 

無理をしすぎて限界を超えてしまいパニック障害になり、もう何年も病院に通っているという人けっこう間近にいます。パニック障害に関わらず精神的な病は一生治らないとも聞きます。

 

HPが完全にゼロになってしまう前に、下記のような予防方法を日頃から取り入れてみてはどうでしょうか。

 

血行を良くする

血行が悪いとネガティブ思考になりやすいというのは有名な話です。実際にうつ病患者には運動不足の人が多く、薬を飲むよりも軽い運動を習慣にした方が症状が改善したとの調査もあります。

 

本当に疲れているとき動きたくない気持ちはとてもわかります。「とにかく寝たい」と思うのであれば睡眠を優先させたほうがいいでしょう。ただ思う存分寝た後は体を動かしましょう。

 

私の体験上まったく運動しない日が続くと本当に体調が悪くなります。頭痛、吐気などが体を襲い、そのせいでどんどんと憂鬱になってきます。

 

激しい運動をする必要はありません。ランニングをする必要も、筋トレをする必要もありません。とりあえず近所のスーパーやコンビニに歩いていくだけでも私は運動だと思っています。10分立っているだけ、も運動と認識していいと思います。

 

目的は少しでも血行を良くすることです。ハードルを極限まで下げて、元気がなくならないように予防しましょう。

 

日光にあたる

日光にあたってセロトニンを出すのも重要です。セロトニンは幸せホルモンと言われていて、分泌させるとそれだけでほっとしたような温かい気持ちになります。

 

天気のいい温かい日に外に出たときなんだかほっとした気持ちになったことはありませんか。「あったかいな」と目を細めて、心まで温まる感覚を得たことはありませんか。それはちょうどセロトニンが分泌された証拠です。

 

セロトニンは太陽の光に当たることで分泌されます。だから太陽に光にあたった時ほっとした気持ちになるんです。

 

元気がない時はもちろん、「最近ちょっと精神的にきついな」という時もなるべき太陽の光に当たるようにしておきましょう。

 

ちゃんと寝る

学生の頃、けっこう頻繁に友だちとオールして遊んでいました。当時はまだ若かったのですが、それでもけっこうきつかったです。寝ないということはこれほどまでに体に歪みを起こすのかと驚いたものです。

 

オールをした翌日は一日中頭がぼーっとしていて、体のあちこちが痛かったです。学生のときですらそうなのですからそれから歳を重ねた現在オールなんてしたら大変なことになります。内臓が疲れていることが感覚でわかります。

 

寝ないで何かをする。とても努力している証だと思います。けれど確実に命を引き換えにしていることに気づいてほしいです。

 

知り合いに寝る時間を惜しんで会社に貢献した人がいました。その人は家族が起きる前に家を出て、家族が寝ている頃に家に帰るという生活を送っていました。誰から見ても彼はとても頑張っていました。しかし月日が流れるごとに顔色が悪くなり、仕事の生産性が悪くなり、物忘れが激しくなると同時に要領も悪くなり、あんなに尽くしていたのに会社からの評価はいいものではありませんでした。

 

今までの社会人生活で寝る時間を惜しんで、毎月ものすごい時間を仕事に捧げている人をたくさん見てきました。けれどそういった人たちは皆とても効率が悪いです。ミスが多いですし、一度教えたことを何度も聞いてきます。寝てないからそうなってしまうのだと思わずにはいられません。

 

人には休息が必要です。元気がない日は思いっきり寝ましょう。そしてなるべく元気がなくなる前にちゃんと寝る時間を確保してください。

 

元気のない自分を責めちゃいけない

元気がなくて動けない時、「自分はなんて弱いんだ」とか「忍耐力がない」などと自分を責めてはいけません。元気がないのは元気がなくなるほど頑張った証拠です。

 

人と比べて、自分は頑張りが足りないと考えてはいけませんん。他人と比較することは自分を傷つける行為でしかありません。

 

過去の自分と比較してできるようになったのであれば十分なことです。できなくてもそれはしかたがないことです。人には得意不得意があるので、たまたまそれが不得意だっただけです。できることを伸ばせばいいんです。

 

人生の満足度は、どれだけ「自分へのハードル」を下げられるかで決まるのです。

そうとわかれば、今日からガンガン自分へのハードルを下げましょう。朝早く起きられなくても、とにかく起きられればいい。お給料が望むレベルに達していなくても、お給料がもらえているのならば、それでいい。完璧に家事ができていなくても、いくつかのことはやれたのですから、それでいい。

 

引用:99.9%は幸せの素人