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強く、楽しく、可愛く生きたい

自分が幸せじゃないと人間関係は良好にならない

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人間関係がダメダメだった学生時代、とにかく心に余裕がありませんでした。劣等感でいつもイライラギスギス。世界なんて滅んでしまえとデスノートみたいな作品をよく読んでいました。

 

当時は人間関係がダメダメだから不幸なんだと思っていましたが今は自分自身が不幸だからこそ他人に優しくすることができなくて人間関係がダメダメだったんだと理解しました。

 

心に余裕がない時、人を幸せにすることはできません。だって人のために動けるほどの余裕がないからです。生きていくだけで精一杯。それは悪いことじゃありません。自分ファースト大事。でも人間関係を良好にしたいのならば周りの人を幸せにしたいという気持ちを忘れてはいけません。多くの人は一緒にいてメリットのある人としか貴重な時間を過ごしません。だから一緒にいて幸せな気持ちになれる人には多くの人が群がります。

 

どうやったらそんな人になれるのか。それには自分が幸せになることです。自分が幸せになると心に余裕がもてます。そうなって初めて人のためになにかできるのです。

 

【目次】

 

他人を傷つける人は不幸

他人をわざわざ傷つける人ってその人自身が不幸そうに見えませんか。駅のホームや道端でわざとぶつかってくる人、別に何かしたわけでもないのにすれ違いざまに舌打ちしてくる人、「うわぁ~なんか嫌なことでもあったんだろうな」と多くの人が思うことでしょう。実際にそういう人は嫌なことがあって不幸な状態であることが多いです。

 

私自身イライラすることがあります。生理痛がひどい時なんて常に眉間にシワを寄せて、小声で愚痴を言い続けていたりします。

 

私達は不幸な時、同じように周りも不幸にしてしまいがちです。

 

よくこんな話を聞きませんか。学校の部活で「俺達が一年生の時もよくパシられたりしていた。だからお前たちも先輩のためにパシリになれ」という先輩の話、会社で「俺達が新卒の頃は毎日終電まで働いては上司に怒鳴られたものだ」と何時間も説教する上司。様々な研究で日本人はたとえ自分の立場が危うくなろうとも他人の足を引っ張る傾向があると言われています。

 

「自分よりも得をしている人が許せない」「私が不幸なんだから周りも不幸になるべきだ」「幸せそうな人が嫌い」そういうことを素で言う人は意外と少なくありません。私も自己肯定感底辺で何もかもうまく行かなかった学生時代によく思っていました。

 

自分は不幸で損をしていると思っているとだいたいのことがうまくいきません。とくに人間関係ではトラブルが多発したり、人と疎遠になったりしやすいです。なぜなら誰も進んで不幸にはなりたくないからです。多くの人が心の底で無意識に不幸な人の近くにいると不幸になると知っているのです。

 

幸せな人と一緒にいると幸せになれる

旗から見てもいつもうまくいっているという人がいます。私の友だちにも人間関係に恵まれ、経済的にも恵まれ、新卒で入った会社に長く務めながら学生時代から付き合っていた恋人と結婚し子供にも恵まれたという絵に描いたような幸せな人生を歩んでいる子がいます。

 

私と彼女は学生時代からの知り合いで今でも定期的に会います。私は彼女が愚痴を言ったり怒っているのをあまり見たことがありません。いつも笑っているわけでありませんがのほほんと穏やかに過ごしているイメージです。

 

私は彼女と一緒にいるのが好きです。なぜなら彼女と一緒にいると不快感を全く感じないからです。

 

人と会うと少なからず不快になる場面ってあると思います。マウントをとられたりとか、小馬鹿にされたりとか、全く話題が通じなかったりとか。友だちと言えるような関係の人でもたまにそういう場面に出くわします。

 

しかし彼女と一緒にいるときは全くそんなことがありません。彼女はいつも私の話に関心をもってくれて、いつも私を肯定してくれました。話がめちゃめちゃおもしろいとかノリがいいとかは全くないのですが彼女と一緒にいる時間はいつも暖かく穏やかでした。

 

それは彼女自身が穏やかで満ち足りているからでしょう。不幸な人は他人も不幸にしますが、幸せな人もまた周りを幸せにできるのです。

 

自分の機嫌を自分でとれる人は幸せになれる

どうしたら自分を幸せにできるのか。それは自分で自分の機嫌をとることです。とにかく自分の気分があがることを見つけ、定期的にそれを行うことが大事です。

 

私の場合、散歩をしていると無心になれて色々な悩みから開放されますし、湯船につかっているときは幸せだな~と思います。こういう風にほっとできて、ちょっとポジティブになれる行為を見つけましょう。

 

それは人によっては寝ることかもしれないし、紅茶やコーヒーを飲んでいる時かもしれません。読書に夢中になっている時かもしれないし、大好きなアニメを見ている時かもしれません。

 

大事なのは「一人でできる」ということです。自分だけでできて、自分だけで完結できること。それを見つけることができ、自分で自分の機嫌をとれるようになれば、人と会うときに自分を幸せな状態にもってくることできます。

 

幸せな状態で人と会えれば、自然と気遣うことができるし、穏やかな雰囲気で相手を包み込むことができます。相手があなたと一緒にいることを居心地がいいと思えれば、もっと一緒にいたいと思われ、多くの人が群がります。

 

人間関係を良好にしたいのならば自分の機嫌を自分でとれるようにし、自分で自分を幸せにしてあげましょう。