ここ最近なるべくポジティブな言葉を使うように務めています。無理やりポジティブ思考になろうというわけではなく、なるべく楽しい気持ちでいたいがためにそうしているだけです。
そんな私とは反対についついネガティブな言葉を口にすることがくせになっている人もたくさんいると思います。知り合いにもSNSでは愚痴しかつぶやかない人がいたり、「嫌い」「イライラする」が口癖になっている人もいます。
ポジティブな言葉を多用する人とネガティブな言葉を多用する人、使うワードで印象はどう左右するのかを書いていきたいと思います。
【目次】
ネガティブワードを多用する知り合いの印象
私にはオンラインゲームという趣味でつながっている知り合いが何人かいます。月に1回か2回はみんなで一緒にゲームをする時間を作っているのですが、その中に一人だけネガティブワードを多用する人がいます。
私がやっているオンラインゲームはいわゆる対戦ゲームで敵味方に分かれて勝ち負けを決めるものです。ガチ勢なのではなく楽しむことを重視しているのですが時には白熱した戦いが繰り広げられることがあります。
ネガティブワードを多用する人はたぶんそういったワードを多用している自覚がないんだと思います。倒されるたびに「○○さん、嫌い!」「イライラする!」と言います。私もよく言われ、時には執着されたりすることがあります。
といってもその人も本気で怒り出したりするわけではありません。茶化すような感じでそういったネガティブワードを口にするのですが多用しすぎて「そういう事をよく言う人」という印象になっています。
その人が私よりも本気でそのゲームに取り組んでいるからこそ負けるたびにそういったワードを口にしてしまうのもわかっているつもりです。
でも例え冗談口調でも「嫌い!」とか「イライラする!」と言われ方は苦笑いするしかありません。
思考は良くも悪くも周りに影響を与える
ネガティブ思考とポジティブ思考に良いも悪いもありません。ネガティブ思考も必要だし、ポジティブ思考も必要だと思います。でも思考って周りに多少なりとも影響を与えるものです。
会社で隣に座っている人がものすごく不機嫌だったりしたらそれに当てられて疲れたり、穏やかにニコニコ笑っている人といたらほっとしたすることってあると思います。そうやって私たちが他人の機嫌に影響されるのと同じように、私たちが口にするワードも多少なりとも周りに影響を与えているんです。
そして悪い影響を受けると多少なりともその人にネガティブな印象を抱きます。最初は小さな違和感程度でも積み重なっていけば「嫌い」というはっきりとした感情に変わることもあります。
「ポジティブ・インパクト まわりにいい影響をあたえる人がうまくいく」という本でもポジティブな影響を与えられなかった人がいかに寂しい人生を送ったかが書かれています。気になる人は読んでみてください。
ポジティブな言葉を多用する人はポジティブな印象になる
使う言葉はその人を表す、なんてよく聞きます。実際に愚痴ばかりいっている人は不幸そうに見えますし、「嫌い」とか「イヤ」といった拒否する言葉を多用する人は頑固で器が狭く感じます。
誰だって愚痴を言いたくなることはあるし、嫌いなものをはっきりと主張することも大事です。けれどネガティブワードを多用することがくせになってしまっている場合は注意が必要です。
気が付かないうちの自分の印象を悪くしたり、一緒にいる人に居心地の悪い思いをさせてしまうことがあるからです。
誰だって悲しく生きるよりも楽しく生きたいはずです。そして一緒にいたらネガティブな感情でいっぱいになってしまう人よりポジティブな感情で満たされる人といたいと思いはずです。
多くの人から「一緒にいたい」と思われたいのであればなるべく負担にならない程度にポジティブな言葉を使っていきましょう。そうすれば周りは必ずあなたに良い印象を抱きます。
美しいものには変化を生み出す力があります。美しい花や、赤ん坊、魅力的な人を見たときに何が起こるか考えてみてください。息をのんだり、気分がよくなったりするのではないでしょうか?
山や海、あるいは美術館に行くと、そこで目にする美しいものに心を揺さぶられます。自然、建築、芸術、人の美しさには、味気ない日常を一変させる力があります。
作家のデイヴィッド・ブルックス氏によれば、美は「感情を磨き、私たちを永遠なるものと結びつけ」ます。美は五感を呼び覚まし、思考と精神を刺激するのです。
あなたの容姿、内面や外見の美しさ、優雅な身のこなしが、人生の試練を颯爽と乗り切る力を人に与えるかもしれません。また、ポジティブな影響力を持つ人だと認識されると、あなたの内面に美しさが表に出てきます。
引用:ポジティブ・インパクト まわりにいい影響をあたえる人がうまくいく