初対面の時から思いっきり「女だ!」と過剰的に意識して接してくる男性がいます。出会ってすぐに「おキレイですね」とか「タイプです」と言ってくれることはとても嬉しいしこっちのモチベーションもあがるのですが自然と一歩引いてしまいます。だって必死すぎて怖いしその人と関係を築く場合恋人以外なさそうだから。
そういう人とは対象的にあまり性別を意識せずに他の男性と大きな差のない態度で接してくる男性もいます。恋人がいるから余裕があるのかと思えば別にそういうわけではなく恋人がいなくてもそれが標準。過剰な対応をされないことに内心ほっとして「一人の人として」見られてることが嬉しくてとりあえず友だちになりたくなる。
男性も女性も、「異性」として強く意識してくる人よりもまずは「一人の人として」扱ってくれる人に居心地のよさを感じ、関係を築きたいと思います。なかなか意中の人と関係を築くことができない人は過剰に相手を異性として扱っているのかもしれません。
【目次】
異性として意識され過ぎると居心地が悪い
ありがたいことに今まで私のことを恋愛対象として見てくれる男性に出会う機会が定期的にありました。だいたい2タイプに分かれます。
最初から女であることを過剰に意識してくる男性と、最初は一人の人として扱ってくれて「実は最初から好みで...」と後々告白してくる男性。
異性として過剰に意識してくるってどういうことかというと、少し説明が難しいのですがとにかくテンションがおかしいことが多いです。
緊張してるからなのかこっちの話を一切聞かずにばーっとマシンガントークしたり、会話が全く噛み合わなかったり、こちらが話かけてるのに全く目が合わない・返答してくれないなどですね。とにかく同性への態度と大きく差かあります。
出典:LOVE理論(1)
上記画像は「LOVE理論」というモテない男性が色んなノウハウを教えてもらって好きな女性と恋人になるまでのプロセスが描かれてる作品なのですがまさにこんな感じです。
私は異性として見られることにそこまで抵抗がないのですがこのように過剰に反応されると居心地が悪いです。たぶん多くの人がそうだと思います。だって普通のコミュニケーションがとれないから。
ちなみに全くモテず男友だちが皆無だった頃の私はまんま上記のような対応を男性にしてました。
異性に夢を抱きすぎの期待しすぎで、いつか「ありのままのお前が好きだ!」と言ってくれる王子さまを夢見ては、恋愛対象として見れる男性の前では過剰に緊張して全くしゃべれないし声をかけられてもトンチンカンな返答しかできませんでした。
そのため毎度毎度相手の男性を居心地悪くさせてしまい、そそくさと逃げるようにフェイドアウト。男性もまた過剰に異性として扱われると居心地が悪いんだなと学びました。
一人の人として興味を持つことの大切さ
少女漫画を読みまくってた頃は知り合う→恋人という関係構築が普通だと思ってました。だって恋愛が題材の作品ってどれも運命的な感じで2人の関係性が進んでいくから。
でも年を重ねてそれなりに経験値をためた今、友だちになれない人とは恋人にはなれないってことに気がつきました。恋愛もコミュニケーションです。コミュニケーションをとれなくちゃ友だちになれないし、ましては恋人になれるわけもないんです。だって恋人って友だちよりも深い関係だから。
短期間で恋人を作ってる人もよくよく見ればコミュニケーションをぎゅっと濃縮して行っています。ちゃんと仲良くなってから恋人になってるんです。
だからもしなかなか恋愛がうまくいかないって人は相手を異性として過剰に意識していないか考えてみてください。異性として過剰に意識すると「男なら誰でもよさそう」「とりあえず恋人がほしい人」と思われたりします。
私は「女だから好きになってもらう」よりも「私だから好きになってもらう」方がなん十倍も嬉しいです。たぶん多くの人がそうだと思います。
どうしても異性として強く意識してしまう場合は場数を踏むことが大事です。あまり異性とコミュニケーションをとっていないからこそ、未知数に感じられて過剰に反応してしまう。つまり異性慣れしてないからこその態度です。
なるべくたくさん異性とコミュニケーションをとって、異性にかかっているフィルターをとりましょう。これはどんなに頭の中で意識しても経験値をふやさないとできないです。
コミュニケーションは経験あるのみ。どんどんとっていきましょう。傷つくこともあるかもしれませんが減ることはないです。