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尽くして好意を伝えて相手を安心させると雑に扱われる

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友だちや恋人に尽くす人っています。他人優先で自分のためでなく相手のために動ける人。恋人だったらおごってあげたり、一緒に住んでるわけじゃないのに家事をしてあげたり。女性にも男性にもいます。

 

そういう尽くしてくれる人の存在に多くの人は喜び、感謝を伝えるでしょう。最初の頃は。でも残念なことに尽くされることに慣れた人は尽くしてくれる人を雑に扱うようになります。

 

尽くせば尽くすほど「愛されている」と安心し、その気持ちは不変なものであると勘違いする。「絶対に離れない」「嫌われない」という確信が雑に扱う理由です。

 

【目次】

 

尽くしたのに雑に扱われる人たち

付き合う前や付き合いたての時は男性が尽くしていたのに、付き合ってそれなりに時間が経過すると女性の方が尽くすようになるカップルをよく見ます。その理由は愛情の形成方法が異なるからとよく言われています。

 

例えば男性は昔狩りをしていた名残で手に入れるまでの行程に一番力を入れるとか、女性は元々一目惚れなどはしにくいが一緒にいる時間が長くなればなるほど愛着がわきやすくなるとか。つまり男性の恋心のピークと女性の恋心のピークが異なると言うわけです。

 

女性の中には尽くす=愛情表現という方程式を持っている人がちらほらいます。好きだから相手のためになにかをしてあげる。それはとてもステキなことだと思います。

 

でも彼の家にいっては頻繁に料理をしてあげたり、掃除をしてあげたり、洗濯をしてあげるような女性が男性からも大切に扱われてるのをあまり見たことがありません。

 

たぶんそんな女性を雑に扱う男性も最初は喜び感謝していたことでしょう。けれど尽くされることが当たり前になると感謝の言葉はなくなり、「なんでやっといてくれなかったの?」とか言い出したりします。こういう中年の旦那さんよく見かけます。いい大人なんだから自分のことは自分でやれよって話ですよね。

 

女性の中で尽くす=愛情表現という方程式を持っている人がいるのと同じように男性もまた同じ方程式を持っている人がいます。だから今もおごってくれる男性は多いです。

 

たくさん愛情表現してもらうと人は安心します。こんなに愛情表現してくれるなんて自分は愛されてる。この人はそんなに簡単に離れていかない。そういう感情が出来上がると尽くされる側は最低限のエネルギーしか向けなくなります。それが塩対応という名の雑な扱いです。

 

いつまでも大切に扱われるためには自分優先で生きる

私も昔は「尽くさなきゃ愛されない」と思ってました。そして私の周りの多くの人が同じことを思っていて、尽くさない人がいれば「彼氏のために料理とか掃除しないの!?彼氏かわいそう!」と批判すらしていました。

 

でもそうやって尽くしていた人よりも尽くさずに自分がしたいことを貫いてる人の方が恋人に大切にされていました。愛情表現が不安定で離れていかないという確信がないからこそです。

 

この人の中には自分以上に大事なものがある。愛されてるとは思うけど確信がもてない。付き合ってるけど下手に扱うと離れていってしまうかも。こういった不安があるからこそ付き合ってから時間が経過してるのに大切にされるのです。

 

もちろん完全に放置してしまうと大切にされる以前に相手が離れていってしまいます。だから好意をしっかり伝えつつ、あなたと一緒にいることが楽しいということも伝えつつ、自分のやりたいことを優先させるのです。

 

彼の料理を作ってる暇があるならダイエットをしましょう。彼の部屋を掃除してる暇があるなら資格試験の勉強をしましょう。あなたの時間はあなたのものであり、自分のために優先して使う義務があります。

 

もちろんどうしても他人のために使いたい!と言うのなら止めませんがその分の見返りがあるとは限りません。時間もお金もめちゃめちゃ損する可能性の方が高いと思いますがそれは個人の自由です。お好きにどうぞ。

 

離れすぎず近すぎず。これがお互いを大切にできる距離感なんだと思います。

 

お互いの存在が当たり前になるのは結婚してからで十分です。

 

 

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